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安倍晋三首相は12日午後(日本時間同日夜)、イランのロウハニ大統領と首都テヘランで会談した。米国との対立で緊迫する中東情勢を巡り、緊張緩和を促す。イランが一部履行停止を表明しているイラン核合意の履行継続も働きかける。現職首相のイラン訪問は、1978年の福田赳夫氏以来41年ぶりだ。会談後、両首脳は共同記者発表に臨む。
少人数会合の冒頭、ロウハニ師は「日本とイランの友好関係に、今回の訪問は非常に役に立つと思う」と述べた。首相は「イランはいにしえより高い文化を誇る中東の大国だ。就任以来、私はイランとの関係を重視してきた」と応じた。その後の拡大会合で、首相は「現在の地域の緊張の高まりを友人として深刻に懸念している。緊張緩和、情勢の安定化に向けて、率直な意見交換をしたい」と述べた。
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