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発言

若者に仕事考える機会を=野坂浩美・神奈川県スクールキャリアカウンセラー

 2012年から普通科の県立高校に通う生徒の進路支援に携わり、高校生や就職して間もない若者の相談を受け、1年間で何百社もの企業の方々と接している。その中で、若者と、企業の求める人材との間にある溝が埋まらないと感じている。

 私の勤務校のある神奈川県では昨年度、高卒求人が4000件を超えていたが、例年1割以上の生徒が「働きたい求人がない」と言う。そういう生徒たちが挙げる職業分野は、最近では例えば、イベント、ゲーム、化粧品、スポーツ、テーマパークなどだ。実際にはそうした求人は少ない。彼らが望む、やりたい仕事に就くには競争を勝ち抜かなければならない。しかし、子どもたちは何を学び、経験すれば、その競争に勝てるのかを真剣に考える機会をもたないまま、高校最終学年を迎えている。

 では、卒業前に進学するにも働くにも「やりたいことがわからない」という場合にどう対応しているか。「と…

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