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「フィルターバブル」を割れ=岡本健・近畿大准教授

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 毎日新聞の6月3日朝刊オピニオン面に、ツイッターでの発言を巡る作家と出版社の対立についての記事が掲載された。ネット炎上が関わると論点がばらつき要点がつかみづらくなる。記事は、顔写真の掲載で登場人物を一覧化し、経過表で流れをまとめるなど事態を整理して理解することができ、新聞ならではであろう。

 経緯はこうだ。作家の津原泰水(やすみ)氏が百田尚樹氏の著作「日本国紀」の批判的意見をツイッターに投稿し続けたことで、発売元の幻冬舎から津原氏の作品の文庫化を中止する連絡があった。それを津原氏がツイッターで発信して広く拡散。他の作家も加わって炎上し、謝罪文が幻冬舎のサイトに掲載された。

 出版業界の商習慣や作家と出版社の関係性、参考・引用文献の重要性など、多くの情報が飛び交い議論されたが、最も気になったのは、当事者のツイートに付けられたコメントだった。

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