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ハメネイ師、安倍首相介した米メッセージに「トランプ氏への返答はない」 仲介の難しさ浮き彫りに

イランの最高指導者ハメネイ師(右)と会談する安倍首相。会談にはロウハニ大統領(左)も同席した=テヘランで2019年6月13日、イラン最高指導者事務所提供、AP

 イランの最高指導者ハメネイ師は13日、公式ツイッター(英語版)で声明を発表し、同日会談した安倍晋三首相を介して、トランプ米大統領から「米国との交渉がイランの発展につながる」とのメッセージを受け取ったことを明らかにした。しかし、トランプ氏について「意見交換するにふさわしい相手ではない。私からの返答はないし、今後、答えることもない」と突き放し、対話を拒否。相互不信が根深い米国とイランの仲介の難しさが改めて浮き彫りになった。

 また、ハメネイ師は「神の恩寵(おんちょう)のおかげで、交渉などなくても、そして制裁下であっても、我々は発展する」と主張。米国が5月の日米首脳会談後に石油化学部門に新たな制裁を科したことを挙げて「これが誠実なメッセージだろうか。トランプ(大統領)のような人間から真の交渉は生じない」と強く批判した。

 一方、安倍首相に対しても「イランとの関係を拡大したいという提案は歓迎する」としつつ、「日本はアジアの重要な国であり、イランとの関係拡大を望むなら、他の重要な国がしているような固い決意を示すべきだ」と強調。米国の制裁を理由に中止したイランからの原油輸入を再開するよう、安倍首相に求めたとみられる。【秋山信一】

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