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香港立法会、再開時期は未定 市民団体「民間人権陣線」は16日に大規模デモ計画

立法会周辺を埋め尽くした市民ら(奥)とにらみ合う武装警官隊=香港で2019年6月12日、AP

 香港立法会(議会)の梁君彦議長は13日、刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡せるようにする「逃亡犯条例」改正案の審議を同日は行わないと各議員に通知した。12日に若者ら数万人が立法会や周辺の幹線道路を占拠する大規模デモが発生し、再開すれば反発が強まると判断した。審議再開の時期は未定。だが香港政府は6月中の改正案成立を譲らない構えで、香港メディアによると当局は13日、デモ参加者ら11人を暴動容疑で逮捕した。

 12日のデモでは、警察当局が催涙弾やゴム弾などを使う強硬策に出て、12日深夜までに若者らを周辺から排除した。警察当局の13日午前の発表によると、15~66歳の男女79人が負傷した。ゴム弾が頭部に直撃した男性ら2人が重傷。香港政府トップの林鄭月娥行政長官は12日、デモを「組織的な暴動だ」と強く非難した。だが13日も抗議の動きが続いており、北部の中学校では生徒ら数十人が抗議の座り込みをした。

 政府が6月中の採決を目指すのは、7月1日に大規模デモが予想されるためだ。1日は香港が英国から中国に返還された記念日で、毎年デモがある。9日の「103万人デモ」(主催者発表)以上の大規模デモに発展する可能性がある。

 民主派は立法会69人のうち26人と少数派だが、反対世論を背景に親中派に採決の延期を求めている。審議再開の動きが出れば再び紛糾しそうだ。

 9日のデモを主催した市民団体「民間人権陣線」は13日、16日午後に市中心部で逃亡犯条例改正への反対を訴える大規模デモを開催すると発表した。17日には立法会周辺での集会も計画している。【香港・福岡静哉】

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