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「友情育み、より良い将来を」 サッカーで国際親善 世界各地の子どもたちがスペイン・マドリードで交流

世界各国の子どもたちが集まった「フットボール・フォー・フレンドシップ(F4F)」の開会式=マドリードで2019年5月29日、福田智沙撮影

 世界各地から集まった子どもたちがサッカーを通じて交流するイベント「フットボール・フォー・フレンドシップ(F4F)」が5月29日~6月1日、スペイン・マドリードで行われた。1日にマドリードであったサッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝の空気が街にあふれる中、子どもたちは試合などで友情を育み、多くを学んで充実した4日間を過ごした。

 「F4F」はロシア国営ガス会社ガスプロムの主催。2013年に英国・ロンドンで始まり、今年で7回目だ。さまざまなプログラムを通して「友情」「平等」「スポーツマンシップ」「健康」「平和」「熱意」「勝利」「伝統」「リスペクト」といった価値観を育てるのが狙い。

 今年は50を超える国・地域から800人以上の子どもや指導者が集まった。12歳の男女が中心で、他に同世代もしくは一つ上の世代の男女が「ヤングコーチ」として指導やアドバイスをし、「ヤングジャーナリスト」が取材した。

 選手は、国籍や性別などが異なる6人ずつの32チームに分かれ、長縄跳びやゲームなどで交流。試合では市内中心部のマヨール広場で行われる決勝を目指した。勝利至上主義の戦いではないが、負けたり、試合に出られなかったりして涙を流し、出場をアピールしたり、交代の指示を拒んだりと、ピッチ内外で真剣勝負が繰り広げられた。最終日はガスプロムが公式スポンサーになっている欧州CL決勝を観戦し、最高峰のプレーに酔いしれた。

 日本からはJ2・ヴァンフォーレ甲府の下部組織の選手らが参加。小学6年の楠彪(くすのきひょう)選手(11)は英語で意思疎通を図るのに苦戦したものの、身ぶり手ぶりを交えてコミュニケーションをとったという。「サッカーのことなどいろんな会話ができた。上手な選手のプレーも見られたので、世界レベルに近づけるようにしたい」と刺激を受けていた。

 参加したサッカーの元ブラジル代表で02年ワールドカップ日韓大会優勝メンバーのロベルトカルロスさん(46)は「子どもや若い世代のサッカーを成長させるプログラム。子どもたちが友情を育み、全ての人々を尊敬するようになれば、より良い将来がつくれる」と期待した。【福田智沙】

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