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リニア中央新幹線の建設工事で大井川水系の流量減少が懸念されている問題で、川勝平太知事は13日、静岡市北部の南アルプストンネル静岡工区(約8・9キロ)の準備工事の現場を視察した。視察後の取材に川勝知事は「今、とてもじゃないがゴーサインを出せる状況ではない。本体工事なんてとんでもない」と語り、本体工事入りを明確に拒否した。
2027年開業予定の品川-名古屋間で、静岡工区の本体工事は唯一未着工。工事の影響による大井川の流量減少対策や生態系への影響について、県とJRの協議が続いている。県が「本体工事着工の前提条件」と考えているJRとの基本協定が結ばれるめどは立っていない。
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