祇園祭

伯牙山のご神体衣装「大口袴」新調、色鮮やか 制作に1年 龍と梅、14色の絹糸・金箔で /京都

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復旧新調した大口袴(右)と従来のものを見比べる伯牙山保存会関係者=京都市中京区の祇園祭山鉾連合会で、矢倉健次撮影
復旧新調した大口袴(右)と従来のものを見比べる伯牙山保存会関係者=京都市中京区の祇園祭山鉾連合会で、矢倉健次撮影

 祇園祭の前祭(さきまつり)(7月17日)で巡行する伯牙(はくが)山の保存会は12日、復旧新調した山に搭載される御神体(ごしんたい)(人形)の衣装、大口袴(おおぐちはかま)「紺地雲龍梅文様金襴(こんじうんりゅううめもんようきんらん)」を、山鉾連合会事務所(京都市中京区)で公開した。7月14日からの前祭宵山で重要文化財の杉本家住宅(同市下京区)に飾られる御神体に着せて公開され、巡行でも使われる予定。

 大口袴は表の長さが92センチ。龍と梅の同じ意匠が14色の絹糸、金箔(きんぱく)を使って18通りの配色で織られており、約1年の期間と約900万円の費用をかけて龍村美術織物(同市右京区)が制作した。江戸中~末期に織られたとみられる従来の大口袴は同じ意匠だが、表面は退色が激しく、折り重なって隠れていた部分に残った色を手がかりに保存会と協議を重ねて色合いを決めた。

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