- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

「開催の記録がなく、担当職員の記憶もない」。国家戦略特区ワーキンググループ(WG)のヒアリング2件の開催が隠されている問題で、13日に野党の聞き取り(合同ヒアリング)に応じた内閣府と水産庁の担当者は苦しい説明を繰り返した。公表されている他のヒアリングの議事要旨に、2件の開催を示す「証拠」が続出。政府の説明は破綻しかかっており、野党は14日以降も聞き取りを続けて全容解明を目指す方針だ。【杉本修作、田中裕之、向畑泰司】
野党は13日午前と午後の2回聞き取りを実施。立憲民主党会派の今井雅人衆院議員は「あったことをなかったことにしていいのか」と政府側に詰め寄った。特区WGは2015年10月ごろ、真珠養殖の規制緩和について提案者と水産庁にヒアリングを開いていたが、内閣府の蓮井智哉参事官が「正式な開催は確認できない」と連呼したためだ。
この記事は有料記事です。
残り1857文字(全文2224文字)