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労働力不足から外国人受け入れを広げる日本。ですが、その子どもたちの権利は十分に守られていません。解決の糸口は。

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外国からきた子どもたち 言語指導、善意頼り 統一的な学習できず

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ボランティアによる日本語教室で学ぶフィリピンからきた3きょうだい=埼玉県越谷市で、奥山はるな撮影
ボランティアによる日本語教室で学ぶフィリピンからきた3きょうだい=埼玉県越谷市で、奥山はるな撮影

 外国籍の子どもらにとって、地域の日本語教室は日本語を学べる重要な場所になっている。学校での指導体制は十分とはいえず、日本語教室には受け皿の役割が期待される。だが、ボランティア頼みで学習時間も短く、体系的に日本語を習得できる仕組みが構築されていないなど課題も少なくない。

 4月上旬、埼玉県越谷市の日本語教室にフィリピンから来た3きょうだいの姿があった。中学2年の長男(13)と小学6年の長女(11)、小学3年の次男(8)。4月から地元の公立小中学校に通っている。

 3人は日本人の父とフィリピン人の母との間に生まれた。セブ島の学校に通っていたが、両親が「日本で生活させたい」と考え、今年1月に来日。日本語が話せず、新年度のスタートまでに簡単な日本語を覚えられるよう、父が日本語教室に通うことを勧めた。

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