予算委、会期末まで開かれない見通し 与党逃げ切りに懸命

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 安倍晋三首相が出席する衆参両院の予算委員会が26日の会期末まで開かれない見通しとなっている。予算成立後に首相が質疑に応じる予算委が一度も開かれなければ、2013年通常国会以来6年ぶりだ。夏の参院選を前に、老後資金の問題などで首相が追及される場面を作らずに「逃げ切り」を図ろうと与党は懸命だ。

 予算委が最後に開かれたのは衆院が3月1日、参院が同27日。14日時点でそれぞれ105日間、79日間も開かれていない。4月12日には、金子原二郎参院予算委員長に野党が予算委開催を要求。参院規則では「3分の1以上の委員からの要求」で「委員長は委員会を開かなければならない」と定めているが、金子氏は応じず、いまだに開かれていない。

 14日の参院予算委の理事懇談会では、首相が出席しない「一般質疑」にすら自民党が応じず、野党の理事らが退席した。野党筆頭理事の蓮舫氏(立憲民主党)は退席後、記者団に自民側の説明内容を披露。「国対に相談し、一般質疑も受けられない方向性が示されたので、現場としても質疑はできない」と説明されたという。蓮舫氏は「説明になっていない。自民党の審議拒否だ」と批判した。

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