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ベースロード電源に新市場、大手電力に拠出義務化 電気料金引き下げ期待 

卸電力市場のイメージ

 政府は7月、石炭火力や大型水力など発電コストが比較的安い電力(ベースロード電源)を取引する新しい卸電力市場を開設する。こうした電力はこれまで、大手電力会社がほぼ独占的に使ってきたが、新市場に拠出するよう求める。政府は新電力が安価な電力を購入できるようにし、電気料金の引き下げにつなげたい意向だ。

 大手電力は大規模な発電所やダムを保有しており、大量の電力を低コストで昼夜を問わず安定的に発電できる。こうしたベースロード電源の割合は、各大手電力で2~8割程度を占める。2016年に電力小売りが全面自由化され新電力の参入が相次いだが、比較的安価なベースロード電源は大手電力が自社の小売り部門だけに卸して囲い込んできた。

 大規模な発電設備を持たない新電力は現状、日本卸電力取引所(JEPX)が運営する市場など既存の卸電力…

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