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太平洋戦争末期の沖縄戦で、沖縄県民の献身ぶりをたたえて特別な配慮をしてほしいと電報を打って命を絶った、海軍中将・大田実(1891~1945年)を顕彰する集いが命日の13日、千葉県長柄町の生家近くにある顕彰碑で行われた。
集いは大田を再評価しようと地元の世話人らが中心になって4年前から開いている。同町の西福寺の三田隆広住職(44)がお経をあげ、県内外から集まった140人が手を合わせた。沖縄からの参加者は「大田中将により、今の沖縄の生活がある」とあいさつで感謝の気持ちを述べた。
大田は沖縄戦当時、海軍の現地司令官で、連合国軍に追い詰められ自決する1週間前の1945年6月6日に海軍次官あてに電報を打った。
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