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デザイナーの中村三加子さんが手がけるファッションブランド「MIKAKO NAKAMURA」が15周年を迎えるのを記念し、これまでの代表作を集めた展覧会「ミカコナカムラ 美のミュージアム」が銀座の和光ホール(中央区)で開かれている。絵画や書などの展示ホールとして知られる同所に、衣服が並ぶのは異例。和光の佐藤朱夏さんは「ミュージアムと銘打つにふさわしい完成度の高い服を鑑賞してほしい」と話している。
中村さんがブランドを立ち上げた2004年は、ファストファッションが急成長を遂げた時期。需要を超える服が大量生産される風潮に危機感を抱き、「捨てる服はもういらない」を自らのブランドのコンセプトとした。セミオーダーを基本に、着続けてもらえる服だけを作ることに徹した。
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