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ポットの中は今…

「私の通勤は小旅行」職場までバスで3時間半 交通費支給されないロス移民介護士

夜明け前、1本目のバスを待つメリーアン=ロサンゼルスで2019年4月、石山絵歩撮影

移民家事労働者の3時間半のバス通勤に同行して

 私は5月末までフルブライト奨学金のジャーナリストプログラムで南カリフォルニア大に在籍し、移民家事労働者に関する研究をしてきました。家事・育児を家族以外の人が有償で担うことが、これまで家事労働の主な担い手となってきた女性の生き方にどのように影響しているかをテーマに、家事労働者49人と、家事労働者を雇用する21人にインタビューしました。

 今回は、カリフォルニアの移民家事労働者へのインタビューでよく耳にした、通勤の問題をリポートします。車社会の米国ですが、インタビューした家事労働者のほとんどが車を持っていない上に、交通費が支給されておらず、節約のために公共交通で出勤していました。ロサンゼルスの渋滞はとりわけ悪名高いうえに、バスを使えば、停留所が多く、乗り継ぎも含めて余計に時間がかかります。インタビューを重ねる度に、約20キロの距離…

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残り2808文字(全文3198文字)

石山絵歩

1984年生まれ、2008年入社。岐阜・愛知県警、東京地検、東京地・高裁で刑事裁判担当を経て19年から外信部。事件取材の傍らで、経済連携協定(EPA)によって来日したフィリピン・インドネシアからの看護師、介護士候補生などを継続取材。18~19年、フルブライト奨学金ジャーナリストプログラムで南カリフォルニア大(USC)に在籍し、移民家事労働者について研究した。

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