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陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画が泥沼にはまりつつある。配備先として陸上自衛隊新屋(あらや)演習場(秋田市)を適地とした防衛省の調査報告書の誤りと、その釈明をした住民説明会での職員の居眠りが、配備が閣議決定された2017年当初からくすぶる「地元軽視」との批判を決定的にした。岩屋毅防衛相が17日、佐竹敬久知事に謝罪したが、同省は同演習場を「唯一の適地」とする姿勢は変えていない。同省への不信は、西日本の候補地、山口県にも飛び火し、政府が目標とする24年度配備に黄色信号がともる。
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