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中国共産党の習近平総書記(国家主席)が20、21両日、中国最高指導者として14年ぶりに北朝鮮を訪問することになった。朝鮮半島情勢の行き詰まり打開に向け、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長とどのような対話を進めるのか、国際社会が注視する。
中国 対中批判かわす「切り札」
習氏訪朝がこのタイミングで決まったのは、大阪で28、29両日に開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会議を前に、北朝鮮の後ろ盾としての影響力を誇示し、日程調整が進むトランプ米大統領との米中首脳会談を少しでも優位に進める思惑があるとみられる。
陸慷(りく・こう)外務省報道局長は17日の定例記者会見で、トランプ氏が大阪で習氏との会談を呼びかけていることについて「日程が決まれば発表する」と述べるにとどめ、日程調整が難航していることを示唆した。
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