育休明けに倉庫勤務「不当な配転」 アシックス男性社員訴え

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「出向先の倉庫のシャワーはカビが生え、休憩室にはクモの巣が張っていた」と話すアシックス社員の男性=東京都内で2019年6月14日午後1時44分、椋田佳代撮影
「出向先の倉庫のシャワーはカビが生え、休憩室にはクモの巣が張っていた」と話すアシックス社員の男性=東京都内で2019年6月14日午後1時44分、椋田佳代撮影

 育児休業を取得後に子会社への出向を命じられたとして、スポーツ用品メーカー「アシックス」(神戸市)に勤める男性(38)が「不当な配置転換だ」と訴えている。現在は親会社に戻ったが、会社の就業規則の英訳業務を1人でしているという。

 男性によると、2011年にアシックスに入社し、スポーツのプロモーションを担当。長男が生まれ、15年2月から約1カ月半の育休を取得した。15年5月~16年6月にも育休を再び取った。

 子会社への出向を命じられたのは同年6月末。倉庫で段ボールを運んだり、靴の部品を袋詰めしたりする業務だった。仕事で肩を痛め、治療で休む日々。「おかしい」と感じ、弁護士を通して会社側と交渉して約3カ月後、親会社に戻った。次男の誕生による育休を経て就業規則の英訳業務に取り組んでいるが、元の職場には戻れていない。

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