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データ革命

「移動」の市場、覇権争い

モネと三菱地所が実証実験で走らせたオンデマンド通勤シャトル。専用アプリで乗車場所や時間を予約し、複数の通勤者が相乗りした=東京都千代田区で2019年3月1日、松本尚也撮影

 通勤者がせわしく行き交う東京・丸の内のビジネス街。3月上旬の朝、巨大なオフィスビルの車寄せに1台のワゴン車が到着し、降りてきた4人の男女がそれぞれ近くの職場へ足早に向かった。ワゴン車は、トヨタ自動車とソフトバンクが共同出資する移動サービス会社、モネ・テクノロジーズ(東京)と三菱地所が実証実験で走らせていた「オンデマンド通勤シャトル」だ。

 オンデマンドは、利用客の需要に応じて乗車場所や時間を自在に変更できる運行形態を指す。実験は吉祥寺や豊洲など首都圏の指定のエリアに住む「ビジネスパーソン」と「ワーキングパパ・ママ」が対象で、利用者は前日の午後8時までに専用のスマートフォンアプリで乗車場所と時間を予約する。車内には仕事用の机や保育園に通う子供のための絵本なども置き、約1カ月間、利用者のニーズや道順などを検証した。

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