香港デモ継続も 長官辞任否定に反発 「暴徒」扱い怒る市民

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷

 香港の林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官は18日、「逃亡犯条例」改正案の審議は再開しないと述べる「事実上の撤回」で、事態の幕引きを図った。だが、最後まで「撤回」との言葉を使うことは避け、自らの辞任も否定する林鄭氏の姿勢は香港市民の反発を呼んでいる。週末には3週連続となる大規模デモが起きる可能性があり、今後は辞任要求を中心としたデモが、どれほど継続するかが焦点になりそうだ。

 林鄭氏が事実上の撤回に追い込まれた背景には、従来は民主派団体や若者団体が務めたデモの「主役」を、今回は主婦や家族連れなど幅広い層が担っているためだ。これまで香港に保障されてきた自由すら失われることへの強い不安と、林鄭氏率いる香港政府の強硬な手法に対する激しい反発が、多くの「普通の市民」をデモへと駆り立てた。

この記事は有料記事です。

残り954文字(全文1298文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集