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木村 衣有子・評『看板建築 昭和の商店と暮らし』萩野正和/監修

◆『看板建築 昭和の商店と暮らし 「味な」たてもの探訪』萩野正和/監修(トゥーヴァージンズ /税別1900円)

 店の見た目は大事。ごはんを食べに入ってみて、店構えはあんなによかったのになぜ、と、裏切られた気持ちになる確率は極めて低い、そう思う。

 「看板建築」の見た目は、人懐っこい。正面がぺたっと平らで「銅板やモルタル、タイルなどで覆」われていることが第一の個性だ。なぜ凹凸を控えめにしたかというと「狭い土地を有効活用するため」で、選ばれた建材は防火を意識して。そこだけみると、今新たに建ち並ぶマンションとも同じスタイルなのだが、「看板建築」は、たいてい2階建ての個人商店であり、職住一致の形態が主であるというところが違っている。だからその真ん前に立つと、長方形の上に配された扉や窓、屋号や時代を映した装飾が、まるで福笑いのパーツのよ…

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