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平昌冬季五輪まで5カ月あまり。メダル有望種目に注目が集まりがちだが、スポットライトが当たりにくい種目でも、それぞれに思いを抱えて五輪を目指す選手たちがいる。その姿を追う。

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旧優生保護法を問う/上 棄却された国への賠償請求 原告失望「もう時間ない」 救済立法の必要性指摘 /宮城

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旧優生保護法を違憲と判断したものの、原告の請求を棄却した仙台地裁の法廷=いずれも5月28日、仙台市青葉区で、代表撮影
旧優生保護法を違憲と判断したものの、原告の請求を棄却した仙台地裁の法廷=いずれも5月28日、仙台市青葉区で、代表撮影

 「原告らの請求をいずれも棄却する」

 5月28日午後3時、仙台地裁101号法廷。裁判長の乾いた声が響いた。旧優生保護法下で不妊手術を強制されたとして、国を訴えた訴訟の全国初の判決は原告2人の賠償請求を棄却するものだった。閉廷後に記者団の取材に応じた弁護団長の新里宏二は「8合目まで来たのに落とされた」と動揺を隠さなかった。

 判決で旧優生保護法に対する違憲判断は下ったが、原告への国家賠償が認められなければ勝訴とは言えない。強制不妊に対する社会の関心や裁判所の積極的な訴訟指揮から追い風を感じていただけに原告側の落胆は大きかった。

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