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アントニオ・ビトリーノさん=「尊厳ある移住」を推進する国際移住機関(IOM)事務局長

 「移民支援は道徳的使命だと考えます」。そう明言する笑顔は優しい。「尊厳ある移住」を掲げ、2億6000万人の国際移民の人権擁護と安全向上に取り組む。

 近年、欧州ではシリア難民などの流入で排斥論が拡大。安住の地を求める移民・難民の苦しみを見て「同じ人間である彼らを支えたい」と考えた。感情的批判も引き起こす移民らの支援が、困難な仕事であることは分かっていた。妻の承認を得て事務局長選に臨み、昨年10月に就任した。

 少子高齢化と人手不足に悩む日本は外国人労働者の受け入れ拡大を進めるが、日本語教育など支援体制の充実が喫緊の課題だ。「移民政策は各国が決めること」と述べつつ、行政や市民団体など、全ての関係者が連携する必要性を指摘する。

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和田浩明

1991年4月入社。英文毎日編集部、サイバー編集部、外信部、大阪社会部を経て2003年10月から08年3月までワシントン特派員。無差別発砲事件、インド洋大津波、イラク駐留米軍や大統領選挙を取材。09年4月からはカイロに勤務し、11年1月に始まった中東の民主化要求運動「アラブの春」をチュニジア、エジプト、リビア、シリア、イエメンで目撃した。東京での中東、米州担当デスク、2度目のワシントン特派員などを経て2019年5月から統合デジタル取材センター。日本社会と外国人住民やLGBTなどの今後に関心がある。

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