「とにかく必死」 心肺停止の生徒をAEDで救命 石川の高校で教諭ら

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
AEDを使った救助法について日本赤十字社石川県支部の講師から指導を受ける県立七尾東雲高の生徒たち=石川県七尾市下町で2019年6月19日午後5時45分、岩壁峻撮影
AEDを使った救助法について日本赤十字社石川県支部の講師から指導を受ける県立七尾東雲高の生徒たち=石川県七尾市下町で2019年6月19日午後5時45分、岩壁峻撮影

 石川県の県立高校で今年5月、ランニング中に倒れて一時心肺停止状態になった男子生徒に対し、教諭らが学校に配備された自動体外式除細動器(AED)を利用して救命した。生徒が一命を取り留めたのは、講習を重ねた教諭らが「適切かつ迅速にAEDや蘇生措置をしたことが大きい」(地元消防)。小中高をはじめ全学校にAEDが配備されるなどハード面の整備が進む中、どうすれば子どもの命を守れるのか、救命に当たった教諭らの証言から探った。

 5月8日午後2時15分ごろ、石川県七尾市の県立七尾東雲(しののめ)高校(生徒数386人)で、体育の授業でランニング中だった3年生の生徒が突然倒れた。校舎周辺のランニングコース(1周約1キロ)を2周するうち、半分を過ぎたころだった。生徒はバレーボール部に所属し、病歴はなかった。

この記事は有料記事です。

残り1035文字(全文1382文字)

あわせて読みたい

注目の特集