都教育委員会は20日、都立高校で携帯電話やスマートフォン(スマホ)の持ち込みを解禁すると決めた。校内の使用は、授業での活用など必要に応じて認める。高校生にスマホが普及し、災害時の安否確認の手段としても有効なため、禁止ルールの見直しが必要と判断した。区市町村立小中学校での運用は各教委に判断を委ねる。
公立学校への携帯電話の持ち込みを巡っては文部科学省が2009年1月、小中学校は原則禁止、高校は校内使用を制限すべきだとの通知を出している。
一方、都教委は文科省の通知よりも厳しいルールを作り、小中学校だけではなく、都立高でも持ち込みを禁じてきた。ただ、実際には、授業でスマホを試験的に使っている都立高もある。今後、都立高をはじめとする都立学校では、校長が持ち込みや使用の可否を判断する形となり、運用の基本方針も定める。
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