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論点

川崎事件から見えるもの

児童らが死傷した現場で手を合わせる人たち=川崎市多摩区で4日、玉城達郎撮影

 5月末、川崎市多摩区で登校途中の児童らが刃物で襲われ、20人が死傷した。容疑者の自殺で直接的な動機は分からなくなったが、秋葉原無差別殺傷事件や大阪教育大付属池田小事件など平成以降の大事件を連想した人も多い。こうした事件の時代背景と、誰もが被害を受けうる社会の被害者支援のあり方を考える。

 川崎殺傷事件の動機はわからない。だが、加害者の殺意がたまたまその場にいた無関係な人たちに向かって牙をむく、という構図はもはや珍しいものではない。

 平成に入る前後から、この種の大量殺傷事件が繰り返されてきた。連続幼女誘拐殺人事件(1988~89年、4人死亡)、地下鉄サリン事件(95年、約6300人死傷)、神戸の小学生連続殺傷事件(97年、5人死傷)、さらに秋葉原無差別殺傷事件(08年、17人死傷)や相模原障害者施設殺傷事件(16年、19人死亡)などだ。

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