100歳元陸軍兵 今伝える沖縄戦 砲撃や飢え「悲惨な光景」 大阪

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
毎年、慰霊の日には沖縄の方角に向かって手を合わせるという吉村章さん。右奥は妻晴子さんの遺影=大阪市都島区で2019年6月19日、久保玲撮影
毎年、慰霊の日には沖縄の方角に向かって手を合わせるという吉村章さん。右奥は妻晴子さんの遺影=大阪市都島区で2019年6月19日、久保玲撮影

 沖縄は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦の犠牲者を追悼する「慰霊の日」を迎える。海を埋め尽くす米軍艦船と降り注ぐ艦砲射撃、逃げ場なく死んでいった兵士や住民。元陸軍上等兵として沖縄戦を経験した吉村章さん(100)=大阪市都島区=は「言葉にできないような悲惨な光景だった。戦争は不幸しか生み出さない」と訴え続けている。

 奈良県橿原市生まれ。1940年に召集され香港攻略などに従軍した。3年後に召集解除となったが44年12月、大阪歩兵第8連隊に再召集され沖縄本島に送られた。戦況は日に日に悪化していた。後に妻となる婚約者の晴子さんからは「生きて帰ってきて」と言われた。

この記事は有料記事です。

残り1035文字(全文1315文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集