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最終意思確認記録なし 透析中止 入院直後に再開要請 カルテ全文入手

昨年8月9日の女性のカルテ。「透析の継続を望まないのであれば」「2~3週間程度の寿命」と、外科医が透析治療継続と同時に治療中止の選択肢を提示したことが明記されている=東京都千代田区で2019年6月12日(画像の一部を加工しています)

 公立福生病院(東京都福生市)で昨年8月、人工透析治療の中止を選んだ腎臓病患者の女性(当時44歳)が亡くなった問題で、病院は遺族の求めに応じ、カルテを開示した。病院側は治療中止の意思を最終段階でも確認したと主張しているが、カルテには記載がなかった。専門家は、苦痛に悩む終末期の患者の気持ちを踏まえ、インフォームドコンセント(十分な説明に基づく同意)の難しさと慎重な対応の重要性を指摘している。

 カルテはA4判で計294枚。それによると、女性は昨年8月9日、血管の分路(シャント)が詰まったため来院した。外科医は首の静脈から入れる管(カテーテル)の手術が必要だと説明。「血液透析は治療では無い」「腎不全というものによる死期を遠ざけているにすぎない」とする見解を示し、「延命を図るのであれば(管の)造設を行うが、継続を望まないのであれば、手術は行う必要は無い。その際2~3週間程度の寿命となる事が…

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