製薬謝礼

一部に集中 処方多い学会理事 講演・原稿料

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 日本製薬工業協会(製薬協)加盟の製薬71社から国内主要19医学会の理事352人に提供された講師謝金(謝礼)が2016年度は7億2000万円で、その半分近くを約1割の理事だけで占めていたとする調査結果を仙台厚生病院などのチームがまとめた。日本内科学会や日本泌尿器科学会など薬の処方が多い学会の理事に集中していた。処方のあり方に影響力のある学会理事には高い中立性が求められるだけに、チームは「処方のあり方をゆがませる恐れがある」と指摘する。【河内敏康、熊谷豪】

 製薬協の透明性ガイドラインに従い、製薬各社は医師らに提供した講演料や原稿執筆料など講師謝金の金額について毎年公表している。チームは、NGO「ワセダクロニクル」とともにデータベースを作成。主要19学会の理事に支払われた講師謝金の16年度分について解析した。

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