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余録

アメリカの人気スポーツといえば…

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 アメリカの人気スポーツといえばフットボール、バスケットボール、野球が御三家だが、横一線というわけではない。米ギャラップ社の調査によると、4割近い国民の人気を保つアメフットに対し、かつてトップだった野球は過去最低の1割未満という▲代わって人気急上昇なのがサッカーだ。国民の半数が楽しみにするまでに成長したという別の調査もある。けん引役となっているのが、女子ワールドカップ(W杯)で4度目の優勝を狙う女子代表チームである▲その俊足から「ベビーホース」(子馬)と呼ばれるエースストライカーのアレックス・モーガンさんは、29歳という史上3番目の若さで100ゴールを達成した代表チームの中軸だ。ただし、彼女が注目されるのはピッチの上だけではない▲性差別の解消を求めて代表チームが親組織の米国サッカー連盟を提訴したのは今年3月。所属選手28人全員が原告となり、男子選手と同等の賃金と労働条件の実現を求めた。モーガンさんの名前は訴状の筆頭に掲載されている▲男子代表に比べ、給与は監督も含めて桁違いに少なく、契約も不利だという。不平等はW杯の賞金総額にも表れていて、男子と女子では10倍以上の差がある。収益差もあるだろうが、商業主義だけでは持続的なスポーツの成長は望めない▲世界で10億人が視聴するとみられる今大会は勝ち残り戦に入った。「なでしこジャパン」の活躍を願わずにいられないが、女性の地位向上に灯をともす取り組みにも目を向けたい。

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