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「今度は一緒に暮らそうね」平和の礎を訪れる人たちの思い

 「沖縄慰霊の日」の23日、沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園にあり、沖縄戦などの戦没者の名を刻んだ「平和の礎(いしじ)」には早朝から遺族らが訪れ、時折強い雨が降りつける中、手を合わせて祈る姿が見られた。

 那覇市の元教員、諸見(もろみ)武彦さん(77)は、移住先のサイパンで日本軍に現地召集されて命を落とした父(当時25歳)の冥福を祈った。戦後苦労して育ててくれた母富美さんが昨年、97歳で亡くなった。「墓の中で一緒にいるだろうから、『けんかしないでよ』と伝えた。戦争は残された人にもつらい思いをさせる」と語った。

 祖父ら4人を亡くした那覇市の主婦、富永香誉乃(かよの)さん(39)は昨晩、長男律(りつ)さん(4)に初めて戦争のことを語った。何を祈るかは任せていたが、律さんは礎に刻まれた祖父らの名前を前に「今度は一緒に暮らそうね」と祈ったという。富永さんは「伝え方が難しくて戸惑ったが、ここに来て良かった」と話した。

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