「親同居の未婚・非就業」の50歳男性、10年間で増加 都市部にも広がる

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就職氷河期世代などを対象に、正社員化支援プログラムへの参加を呼びかけるポスター=東京都千代田区で2019年5月29日、清水憲司撮影
就職氷河期世代などを対象に、正社員化支援プログラムへの参加を呼びかけるポスター=東京都千代田区で2019年5月29日、清水憲司撮影

 80代の親が50代の子の面倒を見る「8050問題」に関心が高まる中、45~54歳の「親同居の未婚・非就業者」男性は2015年の国勢調査で23万4639人に上り、05年(16万911人)からの10年間で約1.5倍に増えた。教育社会学者の舞田敏彦さんが分析した。中央の50歳男性に占める対象者の割合を都道府県別でみると、以前は地方で数値が高かったが、次第に都市部でも高くなる傾向がみられ、全国的な就労支援などの必要性が浮かび上がる。【大場伸也/統合デジタル取材センター】

 舞田さんによると、50歳男性の「親同居の未婚・非就業者」の割合は、05年の1.93%から15年の2.71%に増えた。都道府県別でみると、05年は沖縄、高知、岩手、青森の4県で3%を超えるなど地方で高い傾向にあったが、15年は25県で3%を超え、千葉や京都などの都市部でも全国平均を上回った。

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