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今どきの歴史

縄文土器が悩ましい 最初に煮た食材は何?

東アジアの土器出現地域

 縄文時代が悩ましい。土偶や火焔(かえん)土器など現代人に訴える遺物が多く、考古学人気を引っ張る時代なのだが、根幹をなす土器出現理由の定説が通用しなくなっているのだ。東京で先月開かれた日本考古学協会の総会で、このテーマのセッションを司会した橋詰潤・新潟県立歴史博物館主任研究員に最新状況を聞いた。

 まず、「世界でもダントツに古い」(橋詰氏)という東アジアの土器出現時期をみると、中国南部=2万年前▽日本列島=1万6000年前▽アムール川流域=1万5500~1万5000年前--などとなっている。

 地図上の年代に「?」がつくのは、今後書き換えられる可能性もあるから。現状では日本の数値が最も確実という。ともあれ次に古いのは1万1000年前の北アフリカなので、最初の土器が東アジアで出現した事実は動きそうにない。

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