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県警航空隊・鈴木真悦隊長(62) 捜索、最後まで諦めない /青森

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県内の遭難件数の多い場所について説明する県警航空隊長の鈴木真悦さん=青森県警航空隊施設内で
県内の遭難件数の多い場所について説明する県警航空隊長の鈴木真悦さん=青森県警航空隊施設内で

 <あおもり人模様(ひともよう)>

 35年以上にわたって県警航空隊のヘリコプターのパイロットを務めてきた。山岳遭難者の捜索や逃走犯の追尾などに携わり、これまでに約300人の救助活動に関わる。08年に隊長に就任した。

 八戸市出身。パイロットに憧れて高校卒業後に海上自衛隊に入隊し、四国や九州で海上監視や救難活動の任務に就いた。転機は1983年。県警がヘリコプターを導入し、パイロットを募集することを知って応募した。「自分の生まれた場所を空から見たかった」。中学2年の時に父を亡くし、長男として実家の母を近くで支えたい気持ちもあった。

 忘れられない出来事がある。2014年9月、平川市善光寺平の渓流で男性が行方不明になった。連日の捜索にもかかわらず男性は見つからず、最悪の事態も頭をよぎった。しかし、6日目。渓流付近の木の下で横たわる男性を発見。生きていた。「捜索するからには最後まで諦めてはいけない」と胸に刻んだ。

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