戦場に10代の少年少女が駆り出され、家族が逃げ惑う凄惨(せいさん)な地上戦が展開された沖縄戦から74年。沖縄は23日、犠牲者らを悼む「慰霊の日」を迎えた。大切な人を失った悲しみ、悔しさ。雨も降る中、沖縄は鎮魂と平和の祈りに包まれ、非戦の思いが広がった。
74年前の沖縄戦で「鉄血勤皇隊(てっけつきんのうたい)」として学徒動員された与座章健(よざしょうけん)さん(90)=沖縄県南風原(はえばる)町=は、弟のような存在だった後輩を自ら戦場に送ってしまった悔恨を胸に今年も「慰霊の日」を迎えた。
23日、沖縄戦で命を落とした県立第一中学校(現首里高校)の生徒や教師を悼む那覇市の「一中健児之塔」前で慰霊祭が営まれた。塔には亡くなった307人の名前が刻まれ、与座さんは通信兵として戦場で倒れた金城俊一さんの名を指さした。「忍耐力があり、意志の強い男だった」
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