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クトゥーゾフの窓から

2018年春から2度目のモスクワ勤務に臨んでいます。目抜き通りの一つ「クトゥーゾフ通り」に面する支局の窓を開けると、何が見えてくるのか。周辺地域ものぞき込みながら考えていきます。

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クトゥーゾフの窓から

日露の架け橋(6) シベリアで踊る日本人バレリーナたち

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ブリャート歌劇場で5月に開かれたコンクールで、演目「ドン・キホーテ」の一場面を踊る土居愛子さん=ロシアのウランウデで2019年5月3日、大前仁撮影
ブリャート歌劇場で5月に開かれたコンクールで、演目「ドン・キホーテ」の一場面を踊る土居愛子さん=ロシアのウランウデで2019年5月3日、大前仁撮影

 正確な数は把握されていないが、かなりの数の日本人バレエダンサーがロシア国内で踊っている。各地の劇場にバレエ団が設けられて、外国人ダンサーの受け皿となっているからだ。6月上旬で退任した岩田守弘さん(48)が芸術監督を務めていたブリャート共和国立歌劇場(東シベリアの都市ウランウデ)でも、9人の日本人が踊っている。この劇場で5月に開かれたコンクールで活躍した女性ダンサー2人の姿と生き方を追ってみた。

 古典バレエの人気作品「ドン・キホーテ」は、スペインを舞台にしているから、登場人物の一人がフラメンコを踊る場面がある。今回のコンクールでも赤と黒の衣装をまとった日本人のバレリーナが登場し、満面の笑みを浮かべながら踊りを披露した。

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