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池の水抜いたら、印象派モネの名作「睡蓮」のよう?井の頭公園、水質改善で水草激増

水草「ツツイトモ」が生い茂る井の頭池=東京都立井の頭公園で2019年6月18日、池田知広撮影

 東京都立井の頭公園(武蔵野市、三鷹市)内の井の頭池で、絶滅危惧種の水草「ツツイトモ」が大繁殖している。池の水を抜く「かいぼり」が繰り返され、底の泥の中で眠っていた種が目覚めたためとされる。水質が改善されて透明度も上がり、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)では「絵画のようだ」と話題だ。

 都から委託されている環境調査会社ゼフィルスの伊藤晴康さんによると、ツツイトモは2014年以降に見られるようになり、今年5月の分布量は昨年同時期の6倍以上になった。伊藤さんはシュノーケルを用いた潜水後に「水草の範囲が圧倒的に広くなった。透明度の高い池で泳げて幸せです」と語った。

 伊藤さんや都によると、ツツイトモの大繁殖は、14~17年に水質改善や外来種対策を目的に3回行われた「かいぼり」の効果だとみられるという。池底の泥がかき回され、休眠状態の種子が刺激されて発芽。水質改善で池底まで日光が届くようになり、生育場所を広げたと推測する。水草を食べるソウギョやコイがいなくなったことや、くみ上げ井戸からの水量が増えたことも繁殖に寄与したという。

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