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濃い味、うす味、街のあじ。

阿波座にスペインの灯

 大阪メトロ四つ橋線本町駅からすぐの「メソン・サルー」は、渋谷和代さんが1人で料理を取り仕切るスペイン・バルだ。

 渋谷さんはアフリカ大陸北西沖にあるスペイン領カナリア諸島で、マグロ船など船舶関係の仕事をしていた際に、オフィスの清掃に来ていた現地のおばさんに料理を教わった。日本人の若い女性が遅くまで仕事をしているのがかわいそうだ、としばしば出してくれた夜食。4年間の滞在中に、おいしかった料理のコツを覚えていたのが、帰国後の仕事になるなんて思ってもみなかったという。

 帰国した1990年代後半から2000年代当初は、長引く不景気で「なかなか就職できない」。派遣先で仲良くなった北海道出身の伊澤志穂子さんと仕事帰りに飲みにいったりするうちに、「女性が1人で行ける店がないよなあ」「そしたら店をつくろうか」--と「そんなノリでどんどん話が現実的になった」。2人はスペインも一緒に行ったことから、まだ珍しかったスペイン・バルをやることにした。

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