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現場から

組み体操事故、ワーストの兵庫県 高リスクでも喜ぶ観客 /兵庫

ピラミッドが崩れ、組み体操の安全性の議論が起こるきっかけとなった大阪府八尾市立中の体育祭=ユーチューブから

 組み体操の事故件数で、兵庫県が全国ワーストだとご存じだろうか。昨年度の県教委の調査では、6段以上の「ピラミッド」に挑戦した小中学校は計100校弱あった。阪神甲子園球場で体育大会を開く西宮市では、タワーがそびえ立つと大歓声が起きるという。近年では「組み体操は危ない」と社会問題化し、見直しの動きもあるが、なぜ県内の学校は大技に挑み続けてきたのだろうか?【反橋希美】

 児童や生徒が四つんばいになって積み重なるピラミッドは最高9段。肩の上に立つ「タワー」は最高5段。県教委の昨年度の調査(神戸市を除く)によると、昨年度は小学校37校と中学校59校が6段以上のピラミッドを実施。小中の計34校が5段タワーを作っていた。事故が起きた計285件のうち3割強をこの2種目が占めたが「高さ」にこだわる学校が多いようだ。

 全国的な統計でも事故件数は際立つ。大阪経済大の西山豊名誉教授(数学)が日本スポーツ振興センター(JSC・東京都)の災害共済給付件数を基にまとめた統計によると、2017年度の全国の小中学校の組み体操中の事故は4418件。県内は3年連続の全国ワーストとなる566件で、全体の1割強を占める。

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