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「蚊学」で感染症を予防

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 蚊に悩まされる季節になった。身近にいながら、嫌われるばかりでよく知られていない蚊の生態に興味を持ってもらおうと、研究者らが「科学」ならぬ「蚊学(かがく)」の普及にいそしんでいる。世界保健機関(WHO)で長く熱帯病対策に携わった長崎大客員教授の一盛和世(いちもりかずよ)さんにレクチャーしてもらった。

 ●まず生態を知る

 「こんなに奥が深い生き物はいないと思うんです」。蚊が媒介する寄生虫によって起きる「フィラリア症」の撲滅に向け闘ってきた一盛さんは、生き生きと語る。蚊は世界で約3500種、日本でも100種以上が生息するメジャーな昆虫だが、動物の血を吸うという特異な栄養の取り方がなぜ生まれたのか、吸血が生態系にどう影響しているのかなど、謎も多いという。

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