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「未病」数値化に成功 富山大教授ら科学的に検出 

研究成果を発表する斎藤滋学長(左端)ら共同研究チーム=富山市杉谷の富山大和漢医薬学研究所民族薬物資料館で2019年6月19日、青山郁子撮影

 富山大和漢医薬学総合研究所(富山市杉谷)の門脇真教授(消化管生理学)らでつくる共同研究チームは24日、健康と病気の中間点ともいえる「未病」の状態を数学理論に基づくデータ解析で科学的に捉えることに成功したと発表した。将来的には予防的医療にもつながる成果として、同日、英国科学誌「Scientific Reports」でオンライン公開された。

 「未病」は二千数百年前に書かれた中国最古の医学書「皇帝内経」にも記載されるほど古くから認識されているが、概念的なものに限られ、科学的な裏付けはなかった。そこで研究チームは、血圧や心拍数など生体信号の“揺らぎ”によって疾病発症の予兆を検出する数学理論「DNB理論」を活用し、5年前から研究していた。

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