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アートピックス

「クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime」展 生と死、問う空間

会場風景。「幽霊の廊下」の向こうに黒い服を積み上げた「ぼた山」が見える=永田晶子撮影

 ドクン、ドクン、ドクン。作品である「心臓音」が重低音のように響き、「DEPART」(出発)の電飾文字が瞬く中、鑑賞者は薄暗い展示室を歩み出す。仏を代表する現代美術家、クリスチャン・ボルタンスキー(1944年生まれ)の国内最大規模の個展はこんなふうに始まる。

 前半で目にするのはおびただしい数の白黒の顔写真。映像制作から出発した作家は80年代から「存在の痕跡」である写真を主に使い始めた。顔が写った薄布が霊魂のごとく空に浮かび、死者の写真を張った金属の箱が積み重ねられている。代表的シリーズ「モニュメント」は祭壇を思わせるしつらえで子供の顔が光に照…

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