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おはなしめぐり

「ちいさなあなたへ」翻訳出版10年 アリスン・マギーさん ひらめきの光を絵本に

絵本「ちいさなあなたへ」の創作について語るアリスン・マギーさん

 親としての喜びや葛藤をつづった絵本「ちいさなあなたへ」(原題「Someday」)が2008年に日本で翻訳出版されてから10年あまり。国内の発行部数は65万部に達し、多くの親たちに読まれてきた。来日した作者のアリスン・マギーさんに、作品に込めた思いを聞いた。【聞き手・椋田佳代】

 大人向けの小説を書こうと思って作家になりました。3人の子どもが生まれ、それぞれの成長の記録を毎日書き留めていたところ、膨大な量の日記になりました。編集者をしていた妹が、この日記を読んで「絵本のアイデアが詰まっている。絵本を書いてみたら」と勧めてくれたのが絵本制作を始めたきっかけです。作家としては長く活動していましたが、絵本は形にするのに何年もかかります。今でも一番難しいジャンルです。

 「ちいさなあなたへ」の元となった詩は、ある暑い夏の夜に生まれました。子どもを寝かしつけ、私はベッドで眠る娘を見つめていました。娘は顔をこちらに向けていて、夢を見ているのが分かりました。その様子を見守った後に、私自身も夢を見るように「子どもたちの未来はどうなるのだろう」という詩を書いたのです。ちょうど祖母を亡くしたばかりで、祖母の記憶や母と私の関係、母としての私と眠っている娘の関係に思いをはせ、何…

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