家畜ふん尿 ガスから液体燃料 阪大が初の実証実験 北海道で今秋

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北海道興部町に設置されている町営のバイオガスプラント=興部町提供
北海道興部町に設置されている町営のバイオガスプラント=興部町提供

 大阪大は26日、家畜のふん尿から出るメタンガスから液体燃料のメタノールを製造する全国初の実証実験を、北海道興部(おこっぺ)町で今秋にも始めると発表した。メタノールの合成は高温高圧が必要で効率も悪かったが、阪大が低コストで合成する技術を開発した。実用化されれば、保管や運搬のしやすい液体燃料が得られることになる。5年後の実用化を目指すという。

 従来の方法では、メタノール合成の効率は1%に満たなかった。阪大の大久保敬教授(光化学)らは昨年2月、特殊な溶液と二酸化塩素、空気、光だけで常温常圧でメタンをメタノールとギ酸に変換する技術を発表した。メタノールは最大14%の効率で得られ、二酸化炭素の発生はほとんどないという。

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