東大がアートに目覚めた? 芸術実技導入、目指すはジョブズ氏

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東大の芸術実技授業で、ドローイング演習の授業をする東京芸大のO JUN教授(左)=東京都文京区で2019年6月11日午後2時3分、内藤絵美撮影
東大の芸術実技授業で、ドローイング演習の授業をする東京芸大のO JUN教授(左)=東京都文京区で2019年6月11日午後2時3分、内藤絵美撮影

 東京大学が、美術や音楽、演技など芸術実技の授業を本格的に導入している。芸術学部がない総合大学では珍しい取り組みで、第一線で活躍するプロが講師を務め、選択科目として学部生のほか大学院修士課程の学生も履修できる。“エリートの卵”に専門を超えた斬新な発想力や多様な価値観、幅広い教養を育んでもらう狙いがある。

 「絵は点と線、面で構成されている。まず、この三つを描いてみよう」。6月11日、東大の本郷キャンパス(東京都文京区)の教室で行われたドローイング(デッサン)演習の初回授業。画家で東京芸術大教授のO JUNさん(62)が声を掛けると、12人の学生は各自持参した鉛筆やクレヨンを動かし始めた。

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