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「救済の扉」狭まる懸念 大崎事件再審認めず

大崎事件と再審の経緯

 大崎事件の第3次再審請求で、最高裁は新証拠の証明力に限界があったと判断し、地裁と高裁が認めた再審開始決定を覆した。再審開始のハードルが下がりつつあるとされる中、「救済の扉」を閉ざした判断には「時代に逆行する」との批判も上がる。【服部陽、巽賢司】

 第3次再審請求審の最大の争点は、弁護団が「無罪を言い渡すべき明らかな新証拠」として提出した被害者の遺体の鑑定に対する評価だった。小法廷は、新証拠と確定裁判の旧証拠を総合的に評価すべきだとする再審判断の原則を改めて提示し、新旧証拠を再評価。新証拠の証明力には限界があるとして地裁、高裁と逆の判断を示した。

 確定判決は、被害者は事件直前に酒を飲んで道路脇の溝に落ち、自宅まで運ばれた後にタオルで首を絞められて殺害され、牛小屋に埋められたと認定した。

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