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ボルト不足、深刻 ラグビーW杯会場、保育園… 各地で建設遅れる

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高力ボルト不足による工事への影響
高力ボルト不足による工事への影響

 建物や橋などの建築で鉄骨をつなぎとめるのに使われる「高力(こうりき)ボルト」と呼ばれるボルトが不足し、各地の建設現場で影響が出ている。ラグビー・ワールドカップ(W杯)会場の整備や保育園の建設が遅れるなどのケースが各地で続出。東京五輪の関連施設など都市部の建設ラッシュに加え、建設会社などが過剰にボルトを発注していることが要因とみられ、国土交通省が対策に乗り出した。だが、不足解消の兆しはみえていない。【久野洋、鈴木健太、石田宗久】

 今年9月に開幕するラグビーW杯会場の一つ、熊本市の「えがお健康スタジアム」。W杯に向けた改修工事の完成が当初予定の2月中旬から6月末に大幅にずれ込んだ。スタジアムに大型モニターを取り付けるための1500本の高力ボルトが不足したのが原因だ。工事は昨年12月に始まったが、ボルト不足で中断。発注者の熊本県が業界団体に協力を求めて3月にようやく必要量を確保した。県の担当者は「W杯に間に合うか心配だった」…

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