メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

サニブラウン出遅れでも予選圧勝 余力を残し頂点狙う

男子100メートル準決勝、力走するサニブラウン・ハキーム(手前)。左端はケンブリッジ飛鳥、中央は多田修平=福岡市の博多の森陸上競技場で2019年6月27日、徳野仁子撮影

 世界選手権(9~10月、ドーハ)代表選考会を兼ねた陸上の日本選手権が27日、福岡市の博多の森陸上競技場で開幕し、男女計12種目が行われた。男子100メートルは、サニブラウン・ハキーム(米フロリダ大)が全体トップの10秒05で準決勝を通過。小池祐貴(住友電工)、桐生祥秀(日本生命)、ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)、多田修平(住友電工)も順当に28日の決勝に進んだ。

 サニブラウンは10秒30だった予選に続き、準決勝でもスタートで出遅れた。だが、そのミスも関係ない圧巻の走り。ライバルと明らかに違う大きなストライドを伸ばし、先行した多田、川上拓也(大阪ガス)ら実力者を中盤で難なく抜き去ると、最後は力を緩めてフィニッシュ。これで自身が2年前に出した10秒05の大会記録に並んだ。

 「またスタート遅れた」と苦笑いのサニブラウン。予選はスタートのピストルが想定より早く鳴って出遅れた。ただ、準決勝も焦らず、逆に「しっかり音を聞きすぎた」。それでも差し切れるのは力が一枚上の証し。「2年前と(比べて)、走りの内容も気持ちも違う」。後半にストライドが伸びすぎる悪癖も出なかった。

 100メートル、200メートルの2冠を達成した2年前の日本選手権は200メートルの予選を走った同じ日に100メートル決勝に臨み、大会期間も3日のハードスケジュールだった。今大会は4日間の開催で、28日は100メートル決勝だけ。決勝は同じく9秒台を持つ桐生らとの対決になるが、余裕を持って2年ぶりの頂点を狙える。

 決勝は勝負に加え、9秒台の期待も懸かる。「やるべきことをやれば、タイムは勝手についてくる」と涼しい顔のサニブラウン。スタートが修正できれば、自身が今月にマークした日本記録9秒97の更新も狙える。【新井隆一】

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. SMAP元メンバー出演に圧力か ジャニーズ事務所を注意 公取委
  2. ジャニーズ「圧力の事実はないが当局の調査は重く受け止める」 HPでコメント発表
  3. 民放テレビ局幹部 ジャニーズ事務所から「圧力ないが過剰にそんたくはあったかも」
  4. 「吾郎ちゃんら元SMAP3人、なぜテレビに出ないの?」に公取委が判断 ジャニーズに注意
  5. 新しい地図 ファンの笑顔と共に 3人で描く

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです