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「お互いが世界で唯一の相手だった」両親にささげたラブストーリー 「COLD WAR あの歌、2つの心」監督インタビュー

「COLD WAR あの歌、2つの心」で、ヴィクトル役のトマシュ・コットさん(左)とズーラ役のヨアンナ・クーリクさん

 冷戦下のポーランド、ベルリン、ユーゴスラビア、パリで、別離と再会を繰り返す男女の15年間にわたるラブストーリーを、光と影のコントラストが美しいモノクロの映像で描いた映画「COLD WAR あの歌、2つの心」(2018年)が28日から全国で公開される。同作でカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞したポーランドのパヴェウ・パヴリコフスキ監督(61)は「両親の生や死にインスピレーションを得たストーリーです」と語る。【西田佐保子】

 1949年、ポーランドで女生徒のズーラ(ヨアンナ・クーリク)とピアニストのヴィクトル(トマシュ・コット)は民族合唱舞踏団「マズレク」の養成所で出会い、激しい恋に落ちる。しかし、西側の音楽を愛するヴィクトルは政府に監視されるようになり、パリに亡命する――。

 映画と同じ49年、主人公2人と同じ名を持つパヴリコフスキ監督の両親は出会う。母のズーラさんは17歳、父のヴィクトルさんは27歳だった。強くひかれ合ったが、平穏な生活は長くは続かなかった。大げんかをして別れ、再び一緒になったり離れたりを繰り返す関係は、2人が89年に亡くなるまで続いた。「性格も何もかもミスマッチな父と母だったけれど、世界で唯一の、お互いがただ一人の相手でした。だから、これは普遍的で…

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