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学芸記者の文学碑散歩

俳人・野村喜舟 篠崎八幡神社(小倉北区) 江戸風の切れ味やさび /福岡

 俳誌「渋柿」を90歳まで25年にわたって主宰した野村喜舟の句碑は、紫川沿いの篠崎八幡神社の境内にある。1973年、88歳の米寿を祝い、同人が建立した。

 鶯や紫川にひゞく声

 除幕式には、本人も長女に付き添われて参列。祝宴の席で謝辞を述べた後、碑に刻んだ句についてこう説明したという。「往時の清かりし紫川を思い、そしてその畔(ほとり)にあって鬱蒼(うっそう)と茂り、静寂と森厳(しんげん)を究めた篠崎宮、無数の小鳥が鳴き狐(きつね)もなき、山猿の姿も見られた頃を追想しての感懐であります」。一帯は喜舟の散歩コースだった。

 東京・小石川の旧陸軍東京砲兵工廠(こうしょう)に14歳で就職。職場が関東大震災で被害を受け、移転先…

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